こんにちは、イクヤです。
久しぶりの投稿です...
今回は色物革製品の補修を簡単にできるサフィール(フランス アベル社)と
いうクリームを使ってみたのでレビューします。
革製品は、使い込むと擦れや手の脂などにより特定の箇所の色が薄くなってしまいます。
ヌメ革なんかは、それがいい味になります。
しかし、色物の革はなんか、くたびれた感じに見えたりしてあまり好まれません。
色さえ復活すれば、まだまだ使えるのに引き出しの奥に仕舞い込まれるケースは少なくないと思います。
私がこのサフィールを探した理由は、本当はベージュの靴先の色が剥げてしまい
これを何とか補修したいと思って探したのです。
いつものようにネットで情報を集めました。
すると結構早い段階でサフィールの存在にヒットしました。
色の種類は、なんと47色!
そしてその特徴は、驚きです!
・べたつかず、しっかり着色でき、乾いた後は色移りしません!
・全40色以上のカラーラインナップ。絵の具のように色を混ぜる事も可能です!
・色調整やはみ出しのリセットができます!
そして、実際に使って補修した人のHPを見てみました。
大多数の人が絶賛していました。
もうこれは買うしかありません(笑)
でも今回は、靴ではなく引き出しの奥にしまってある財布があるのを思い出したので
こちらを補修してみようと思います!
財布用にネイビー、今後の靴補修用にクロの2色をポチッとしました。
まずは、用意したものは下の3点です。
・サフィール(ネイビー)
・財布
・きれいな布
財布の状態はこうです。
中央の縫い目のところが、色が抜けて白くなっています。
財布下側も同様に白いです。
あとは財布全周の淵も白く色が抜けています。ファスナーの取っ手も。
財布全体を布で乾拭きして、軽く表面の汚れを取っておきます。
さあ、これらの部分をサフィールで補修していきますよ~
では、サフィールを箱から出し蓋を取ってみます。
絵具のようです。懐かしい~~(笑)
まだ封は開いていません。
これを蓋を逆さまにして反対側で蓋を締めます。
反対側には突起があるため、締めることで封が開きます。
私はこれを絵具のパレットに少し出し直接指で患部に塗り込みました。
指に付いても洗剤で洗えば取れると試した人が、言っていたのでそれを信じました(笑)
最初は、センターの色抜けしたところを塗ってみました。
塗るというか、色を乗せる感じで塗りました。
1度では白が見えるので3回塗りました(1~2分置いて乾いてから)。
この状態だと、如何にもここを塗りましたって感じなのでちょっと格好悪いですよね(笑)
ということで、片面の半分塗ってみました。
そうすると、バランスを取るためにもう片面も塗りたくなりますよね(笑)
結局、面積が小さいこともあって片面全体を塗りました~~~
一応、余裕を見て5~10分乾かしました。
光の加減で白く見えますが、きいれいに全面塗っています。
淵も忘れずに塗りましょう。
クリームが乾いたら、優しくきれいな布で拭いていきます。
どうでしょう~ 黒々しましたね!ネイビーですが(笑)
before after
拭き上げた布には、ほとんど色が移っていません!!
よ~く見ないとわからないレベルです。
この調子で反対面とファスナー取っ手を塗りました。
乾いたらキレイに拭き上げます。
どうでしょうか!新品同様になったと思いませんか??!!
これで十分満足なのですが、せっかくのタイミングなので革に栄養を与えることにしました。
以前、革を柔らかくするときに買ったデリケートクリームです!
これを革全体に馴染ませ丁寧に塗り込むことで、革に栄養が入ります。
塗り込んだ後は、また優しく拭き上げます。艶と柔らかさが蘇ります!!!
これで作業はお終いです。
サフィールを使ってみた感想ですが、とても使いやすかったです。
塗って乾いたら拭くだけですからね(笑)
難易度が低い割には、高い満足度が得られると思います。
今回は、ネイビー単色ですが絵具のように他の色を混ぜて調色するのも面白いかもです。
価格を書き忘れていましたが、私は楽天で1296円(送料無料)で買いました。
お手頃価格なので、ダメもとで気軽に挑戦してみてもいいと思います。
あと、リムーバーも売っているので塗り間違えた場合にも安心です。
最後に、指で直接塗りましたが食器用洗剤(石鹸でもいいと思います)できれいに落ちました(笑)
重要なことを書き忘れました(汗)
これ、知りたいですよね!
実際この長財布を仕上げるのにどれくらいの量が必要だったか?!
使った量は、約1/3程度です。ほとんど減っていませんでした。
基本、厚塗りしないので減りません(笑)
コスパも最高ですね!!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。