こんにちは、イクヤです。
今回はカーエアコンのガスチャージに挑戦しました。
ネットで検索すると意外や意外!たくさんの方がDIYでガスチャージしているではありませんか!
技術的なハードルはさほど高くありません。手順をしっかり守れば誰にでも出来るようです。
しかも道具はネットで簡単に入手できてしまいます!
レビューの前に重要なポイントを書いておきます。
1.道具はちゃんと評価を確認してから買いましょう。
(あまりに安いものはカプラーに接続するとガスが漏れる、接続できない等々あるようです)
2.ガスの入れ過ぎには注意しましょう。入れ過ぎると危険です!
(付属のメーターは参考程度です、入れ過ぎもエアコンの効きが悪くなります。
また、入れ過ぎたら専門業者でガスを抜いてもらう羽目になります)
※ガスの大気放出は禁止されています!
では、レビューいってみよ!
我が家のレガシィは納車から17年程経ちます。
しかし、今までエアコンガスのチャージを1度もしたことがありません...
何故ならエアコンの冷えに不満が無かったからです(笑)
今まで漏れや故障もせず、よく頑張ったと思います!!
しかし、今年の夏の暑い日にエアコンの効きが悪い?冷えないなあと感じることがありました。(22℃設定ですが...)
基本、22℃以下に下げて使ったことはありません(笑)18℃まで下げれば冷えが悪いと感じることも無いのかも...
で、ネットでガスチャージの手順をいろいろ見ました。
結論として自分でガスチャージすることを決意しました!!!ガスも大分減ってるだろうし。
直ぐに欲しいのでamazonでチャージホースを検索しました。
当然、ピンからキリまであります。
安いホースの評価には、ガスが漏れるとかカプラーに接続できないなどのコメントが
あり少々不安になりました。
そんな中、私が買ったのはこちらの商品です。
ホースとガス2本セットで2680円!悪い評価はありませんでした。
数日後、商品が到着しました~
HFC-134aのガス2本とホースです。
ついでに134a用のエアコンオイルも買いました。
では、ホースの構造を見ていきましょう。
ガス缶を接続する側です。
頭にネジが付いており、これを回すとピンが出てきて缶に穴を開ける構造です。
缶を接続する際は、このピンが引っ込んでる状態で接続してください!
これがピンが引っ込んでる状態です。
続いて車のカプラー側です。
分かりにくいですが、一番外側のリングが上下に動きます。
このリングを持上げといてカプラーにグッと差し込み離すと固定されます。
最後にメーターです。
これでガスの量を確認できます。(あくまで参考程度です)
水色に針がある場合はエアコンガスが不足している状態です。
青に針がある場合はエアコンガスが適量です。この範囲に来るようにガスをチャージします。
黄色はガス入れ過ぎ。赤は危険となっています。
ガスを入れ過ぎ、黄色に針がいった場合エアコン性能がダウンします。
また赤の場合はコンプレッサーに異常な負荷がかかり危険な状態なので
速やかに専門業者にてガスを抜いてもらう必要があります。
缶には双方頭にネジが切ってあるので、そのまま接続できます。
説明は以上です。
では、ガスチャージの手順を書きます。
①ボンネットを開けて使用しているガスを確認する
②ガス缶とホースを接続する
③車側の低圧(L)のカプラにホースを接続する
④エア抜きをし、ガス缶に穴を開ける
⑤エンジンをかけ、温度18℃最大風量にして窓を開ける
⑥メーターを見ながらガスをチャージする
⑦カプラーからホースを外す
手順はこんな感じです。
では、手順の詳細に移ります。
①ボンネットを開けて使用しているガスを確認する
そもそも、この作業はガスを買う前にやっておきましょう。
使えないガスを買っても仕方ないので(笑)
ボンネットを開けると手前にこのようなシールが貼ってあります。
②ガス缶とホースを接続する
ピンが引っ込んでることを確認してガス缶を接続します。
③車側の低圧(L)のカプラにホースを接続する
私の車は古いのでサイトグラス(冷媒確認窓)があります(笑)
最近の車には付いてないそうです。
この窓から冷媒の状態を確認できます。
これはエアコンONの状態です。白く濁り泡だらけでした。
ガス不足の状態です。
カプラーの位置を確認します。
上の方に低圧(L)、下の方に高圧(H)があります。
低圧側のキャップを外します。
ここにホースを接続します。
危険なので高圧(H)側には絶対につながない!!
外側のリングを持上げといて、グっと差し込みリングを離すと固定されます。
これで接続完了です。
スムーズに接続できたし、ガス漏れもありませんでした!!
このときガスは、まだ開いてません。
メーターは赤を差してますが、この時は問題ありません。
④エア抜きをし、ガス缶に穴を開ける
接続したままでは、ホース内に空気が入っているのでガス缶を緩めてプシュというまで緩めます。
プシュっといったらガス缶ををしっかり締めます。エア抜き完了。
その後、メーターが動くのでガス量を確認できます。
ガスが足りないようなら、ガス缶の上にあるネジを下まで回して缶に穴を開けます。
ガスをチャージします。
これで準備完了です。
⑤エンジンをかけ、温度18℃最大風量にして窓を開ける
エンジンをかけ温度18℃、最大風量、窓全開にします。
ガスチャージ前は11.6℃です。
⑥メーターを見ながらガスをチャージする
エンジンルームに戻りガス缶を立ててチャージします。
液体から気化したガスは上に行くので。
缶を振ったり、温めたリ(気化するときに急激に冷たくなります)して
缶が空になるまでチャージしてください。
コンプレッサーが動いて、ガスがチャージされるとメーターの針が上がり
コンプレッサーが止まると針が下がる。
ガスが空になるまで10分はかかってなかったと思います。
ガスチャージは完了です。
⑦カプラーからホースを外す
エンジンを止めて、リングを持上げカプラーを外します。
サイトグラスを確認してみます。
白濁から透明になりました!!
ガス1本入れた効果を見てみましょう。
11.6℃から10.4℃。約1℃下がりました(笑)
とりあえずは、良しとしましょう~
チャージ作業はこれで完了です。
折角オイルも買ったので、ついでに補充しました。
手順はガスのときと同じです。
が、1点違うところはオイル缶を逆さにするところ!!
なぜなら、オイル缶にはオイルとガスが入っています。
オイル10ml、ガス40g
もし、缶を逆さにしていなければガスだけ出て行ってオイルが缶に
残ってしまいます。
缶を逆さにすることで、ガス圧でオイルを入れることができるのです。
チャージし終わった缶です。しっかり穴が開いてます。
これにて、ガスとオイルチャージは完了です。
今回は、ガス1本しか入れなかったのであまり効果が見えませんでした。
もう一本ガスはあるので、そのうち入れて違いを見たいと思います。
作業自体も難しいものではありませんでした。
しっかりした道具と手順があれば、女性でも簡単にできると思います。
ちなみに今回の作業をオートバックスにお願いすると 約8000円かかります。
今回かかった費用は3400円程度でした。
ホース+ガス2本:2680円
オイル1本:680円
しかもホースは使いまわしができるので、ガスまたはオイルだけ買ってくれば
いつでもチャージ可能なのが嬉しいです~
※作業の際は自己責任でお願いします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。