こんにちは、イクヤです。
今回は、我が愛車LEGACY(BH5 かなりの年代物です)の運転席のドアの再修理をしました!
その際に使用したボディ用ねんどパテ(99工房)のレビューです。
使ってみた感想は、安価で取り扱いが簡単。失敗しないパテだと思いました! いや~買って良かったです。
修理が初めてという人でも、やる気さえあれば自分で修理できると思います。
遡ること6年前、それは起きました。
GWで実家に帰省するため、車を車庫から出しました。荷物を積むため車を端に寄せようとドアを開けバックしました。
少し後ろにマンションの柱が見え、その柱に沿って止めようとバックしたのです。
ドアを開けていることを”忘れた?”、忘れるわけないですよね?(;´・ω・)
でも何故かそのままバックしてしまい、ドアが柱にメリ込みました。
(グシャッて…)
恐る恐る車を前進させ、状況を確認しました。
結果は当然、柱の勝利です!柱は無傷、ドアは見事に潰れて凹み無残な姿に…
これから帰省だっていうのに、もうテンションガタ落ちですよ~(/_;)
今日はどうにもならないので、そのままの状態で帰省しました。
帰省から帰ってきて、早速ドアの修理をしました。そのとき使ったパテはどこのだったか覚えていませんが、確か2本のねんどをこねて使うタイプだったと思います。
潰れたところをパテで埋めて、ドアの形を再生させ塗装して修理完了となりました。
それから2か月くらい経ったある日、ドアを開けようと手をかけると修理したところに見慣れぬヒビが!!できていました。
作業を急いだせいか、作業に不備があったかわかりませんが、ヒビが…
そしてヒビの存在を黙認し、6年が過ぎました。
そんなある日、ドアを閉めたとき修理したパテの部分を触るとカパカパしていました。恐らく、パテの隙間から雨水が染み込み中の鉄板が錆びてパテが浮いている状態だったのでしょう….
お待たせしました!やっとここからが、ドア修理の話です。(笑)
今回使用した道具
- 耐水サンドペーパー(100番)、(1000番) 以前買ったもの
- 磨き用コンパウンド(液体) 以前買ったもの
- ボディ用ねんどパテ(99工房) ホームセンターで購入(700円くらい)
- ペンチ又はプライヤー 以前買ったもの
- シリコンオフ、プラサフ、ボディーカラー 以前買ったもの
- マスキングテープ 以前買ったもの
と言うことで今回かかった費用はパテ代のみでした~
が、何もない状態からだと7000円弱くらいですかね…
手順は、ザックリ5つの工程になります。
- 前の補修部分を剥がす
- 錆びた鉄板の錆び落とし
- パテづけ
- パテを削って整形
- 塗装
1.前の補修部分を剥がす
まず、最初にボロボロになった前回の補修部分を剥がします。
ペンチやプライヤー等の挟む工具を使って古いパテを剥がしていきます。
この作業はガツガツ大胆にやっちゃいましょう!!(ただし、地金は曲げない様に注意しましょう)
これがパテを剥がした状態です。だいぶ錆びているのがわかります。
2.錆びた鉄板の錆び落とし
このあと、サンドペーパーで磨いて錆びを落とします。
私は以前に買ってあった耐水サンドペーパー(100番)を使いました。耐水なので目詰まりしたら水で洗って元通り!ってところがいいですね!耐久性は段違いです。
最近は100円ショップでも取り扱いがあるようです。
作業自体は30分くらい。ゴシゴシと錆を落とします。錆はキレイに落ちましたね!!
(錆び落としを妥協して次の作業に進むと錆が復活して大変なことに…)
この状態でしばらく乾燥させます。とりあえず次の週末までガマンです。
3.パテづけ
さて、いよいよパテづけです。とりあえず、近くのホームセンターで物色してきます~
で、あまりいろんな種類を置いてなかったので選択の余地がありませんでした。が、これにしました!!
99工房さんのねんどパテ
【製品情報】
■手で埋め込むだけで補修ができる道具のいらない万能パテです!
■同量を切って混ぜる2液性エポキシパテ!
エポキシとは:エンジニアリングプラスチックとして利用される。特に寸法安定性や耐水性・耐薬品性および電気絶縁性が高い物質とのことです。
2本のパテを同量混ぜると硬化するというタイプです。
余っても仕方ないので全部混ぜちゃいました。(笑)
作業をしたのが12月ということもあり、最初は硬くてうまく混ざりませんでした。根気強く練り続けること30分、だんだん柔らかくなりいい感じに混ざりました。
結構ベタベタするので付属の手袋を着用することをお勧めします。
パテを付ける前にシリコンオフでしっかり脱脂しておきます!忘れずに!
ドアにパテをくっつけていきます。一度に付けるのではなく小さい塊を数回に分けてつけていきます。中に空気が入らない様にしっかり押し付けながら付けましょう!
削って整形するので若干厚めに盛りましょう。盛りすぎると削るときに大変なので適度に盛る。(1~2mm削るイメージでかな?)
ドアに付けました。こんな感じです。
あとは乾燥、硬化を待ちます。5~6時間とのことですが来週まで放置です。
4.パテを削って整形
パテづけしてから1週間経ちました。触ってみるとカッチカッチに硬化しています!凄い!!
エポキシパテと言うだけはある。テッカテカで丈夫そうです。
錆び落としのとき同様に耐水サンドペーパーで削っていきます。様子を見ながら少しずつ削っていきます。力を入れすぎて削り過ぎないように注意です。
素材が硬いので時間はかかりますが確実に削れるのはわかります。根気強く削りましょう。
1時間くらいかけて、いい感じに削れました。ドアと同じ高さになりました。これで削りと整形は完了です。
ここで、しっかり面を平らにしておかないと塗装後の見栄えに影響します!
5.塗装
塗装は素人には難易度高いです。私も何度も自分で塗装していますが、納得のいく結果になったのは1度くらいです。
なので、見栄えは多少悪くても補修したところを目立たなくできればいいやって感じで塗装します。
初めに塗料がかってほしくないところをマスキングします。
→塗装面をシリコンオフ等の溶剤で脱脂します。
→プラサフを塗布する。一度に厚く塗らず、薄くを何回かに分けて。(垂れに注意)
→プラサフが乾いたら耐水サンドペーパー(1000番)程度で研磨(ここで塗装した時の出来栄えがきまります)
→さらに脱脂します。
→ボディカラーで塗装。(プラサフと同様に塗る)
→しっかり乾燥したら、磨き用コンパウンドで磨く。
こだわる人はボディカラーを塗る前にコンパウンド(細目)で磨くようです。
私はそこまでこだわらないので…
コンパウンドで磨いた後の写真です。色、艶が復活し他と大差ない感じですよね?(笑)
自己満足の世界ですが、まあ満足のいく仕上がりになったと思います。
(近くで凝視すると補修したのがバレバレですが(笑))
冒頭にも書きましたが、今回使ったパテは安価で取り扱いが簡単。失敗しないパテだと思いました。おすすめのパテです!!
最初の修理のときもこれを使っていれば...なんて思いつつ。
過去は振り返りません(笑)
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。